AI文字起こし・議事録ツール比較|Plaud・Notta・Otolio

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会議の議事録作成は、地味に時間を取られる業務の一つです。近年はAIが録音データを自動で文字起こし・要約してくれるツールが充実してきました。ハードウェア型のICレコーダーで録音そのものから自動化するタイプ(Plaud)、オンライン会議に強いクラウド型(Notta)、社内会議・官公庁利用に強いタイプ(Otolio、旧スマート書記)など、それぞれ得意分野が異なります。本記事では代表的な3サービスを比較し、用途別の選び方を整理します。
1. AI議事録・文字起こしツールを選ぶ前に整理すべきこと
比較する前に、次の3点を整理しておくと選びやすくなります。
- 録音する場面:オンライン会議が中心か、対面の打ち合わせ・電話が中心か
- 利用人数:個人利用か、チーム・組織全体で使うか(人数課金か否かで総コストが大きく変わる)
- 文字起こし時間の見込み:月あたり何時間分の会議・録音を処理するか(無料枠の上限を超えるかどうかの目安になる)
これらによって、ハードウェア型が向くか、クラウド完結型が向くかが変わってきます。
2. Plaud|ハードウェア一体型でどんな場面でも録音できる
Plaudはカード型・ペン型のAIボイスレコーダー本体を使い、対面の打ち合わせ、電話(スマホに貼り付けて録音)、オンライン会議のいずれにも対応できるのが特徴です。上位モデルの「Plaud Note Pro」は本体価格30,800円(税込)で、無印の「Plaud Note」(27,500円)に対して録音可能距離が5m(無印は3m)に伸び、通話・会議の自動検知機能が追加されています。
文字起こし・要約は本体単体では完結せず、クラウドAIサブスク「Plaud AI」と組み合わせて使います。
| プラン | 年額 | 月間文字起こし時間 |
|---|---|---|
| Starter | 無料 | 300分 |
| Pro | 16,800円 | 1,200分 |
| Unlimited | 40,000円 | 無制限(1日100時間まで) |
3. Notta|オンライン会議連携に強いクラウド型
Nottaはハードウェア不要のクラウド完結型サービスで、Notta株式会社が運営しています。Zoom・Teams・Google Meet・Webexなど主要なオンライン会議ツールと連携でき、リアルタイム文字起こし・AI要約に対応しています。58言語での文字起こしが可能です。
| プラン | 月額 | 主な制限 |
|---|---|---|
| Free | 0円 | 月120分まで、1回3分まで |
| Premium | 1,980円 | テキストダウンロード等の機能追加 |
| Business | 4,180円 | 無制限文字起こし、1回5時間まで |
| Business Plus | 9,900円 | 無制限文字起こし、AI機能「Notta Brain」搭載 |
| Enterprise | 個別見積もり | カスタム対応 |
4. Otolio(旧スマート書記)|組織利用・人数課金なしが強み
Otolio(2026年に「スマート書記」からブランド名変更)は、官公庁・製造業・経営コンサルティング企業など、複数人での会議が多い組織での導入実績があるサービスです。最大の特徴は「人数課金ではない」料金体系で、初期費用に加えて使用量に応じた「AIクレジット」を消費する仕組みのため、利用者が増えてもライセンス費用が比例して増えることがありません。
主な機能は、90%以上の精度を謳う音声文字起こし、話者認識による発言者の自動分類、テキストから該当箇所の音声を即座に再生できるタイムスタンプ機能、決定事項・ToDoの自動要約、Word形式での議事録出力などです。14日間の無料トライアル(機能制限なし)が用意されています。組織全体で会議記録を標準化したい場合に向いています。
5. 比較表と選び方
| 項目 | Plaud | Notta | Otolio(旧スマート書記) |
|---|---|---|---|
| 形態 | ハードウェア+クラウドAI | クラウド完結型 | クラウド完結型 |
| 初期費用 | 本体27,500円〜30,800円 | 不要 | 初期費用+AIクレジット |
| 得意な場面 | 対面・電話・オンライン全般 | オンライン会議中心 | 組織内の複数人会議 |
| 課金方式 | サブスク(文字起こし時間制) | サブスク(文字起こし時間・機能制) | AIクレジット制(人数課金なし) |
| 無料枠 | 月300分(Starter) | 月120分(Free) | 14日間トライアル |
| 向いている人 | 対面商談・電話が多い個人〜チーム | オンライン会議中心の個人〜チーム | 官公庁・大企業など人数の多い組織 |
❓よくある質問
Q.無料プランだけで運用できますか?
月あたりの会議・録音時間が少ない個人利用であれば、各サービスの無料枠内で運用できる場合もあります。ただし利用が増えると上限に達しやすいため、業務で継続的に使う場合は有料プランを前提に検討するのがおすすめです。
Q.複数のツールを併用してもいいですか?
可能です。例えば対面商談はPlaud、社内のオンライン定例会議はNottaというように、場面ごとに使い分ける運用も一般的です。
Q.セキュリティ面で気をつけることはありますか?
会議内容には機密情報が含まれることが多いため、各サービスのデータ保存期間・利用規約・法人向けセキュリティオプションの有無を契約前に確認することをおすすめします。
7. まとめ
AI議事録・文字起こしツールは、ハードウェア一体型で場面を選ばないPlaud、オンライン会議連携に強いクラウド完結型のNotta、人数課金なしで組織利用に向くOtolio(旧スマート書記)と、それぞれ強みが異なります。自分の主な利用シーン(対面かオンラインか)と組織規模を軸に選ぶと、無駄なコストをかけずに議事録作成を効率化できます。
本記事の料金・プラン内容は2026年9月時点の公開情報にもとづきます。各サービスの料金体系は改定されることがあるため、契約前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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AppTime株式会社 代表取締役:システム開発・DX支援|2018年〜現在
HOJOJO株式会社 取締役CTO:技術戦略・プロダクト開発|2024年〜2025年
関西学院大学大学院(MBA課程)にて、経営管理の高度な知見を統合。
〜主な経歴〜
2017年に個人事業主として独立。エンジニアとして数多くのシステム開発を
手掛けた後、2018年にAppTime株式会社を設立し、代表取締役に就任。
現在は自社の経営のみならず、2024年〜2025年にはHOJOJO株式会社の取締役CTO(最高技術責任者)も兼任。技術の「便利さ」だけでなく、LLM・機械学習をはじめとする先端技術を活かし、企業のコストカットや「利益創出」に直結させるという、実益重視のコンサルティングを展開している。
単なるIT導入に留まらない、経営層・役員の意思決定に資する「経営×IT」の架け橋として、次世代のDXリテラシー向上を支援している。
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