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ChatGPTのdotsとは?できること・料金・日本で使えるかを整理

投稿日 最終更新 読了約8分 閲覧数779
ChatGPTのdotsのイメージ(つながった点・クラウド・チェックリスト)

OpenAIは2026年9月29日、ChatGPTの新機能「dots(ドッツ)」を発表しました。dotsは、目標を伝えておくと常に動き続けて作業を代わりに進めるAIエージェントです。専用のクラウドコンピュータを持ち、4,000以上のアプリとつながり、PCを閉じていても作業を続けます。本記事では、OpenAIの発表と国内外の報道をもとに、できること・できないこと・料金・使えるプラン・日本で使えるかを整理します。

dotsとは?基本情報【2026年10月時点】

項目内容
発表日2026年9月29日(DevDay 2026)
提供元OpenAI
種類常に稼働するAIエージェント(ChatGPTの機能)
動いているモデルGPT-6 Astra
作業する場所dots専用のクラウドコンピュータ(自分のPCを使う設定も可)
連携できるアプリ4,000以上
対象プランChatGPT Pro・Business Premium(Enterprise・Edu・Healthcareはベータ)
料金1体目はプランに含まれる。追加の料金は未発表
年齢18歳未満は利用不可
これまでのChatGPTは、こちらが話しかけたときだけ動くものでした。dotsは目標を渡しておけば、会話を閉じたあとも作業を続ける点が違います。過去のやりとりや好み、決めたことを覚えていて、それを踏まえて次の作業に進みます。

dotsでできること・できないこと

dotsは、自分だけで進めてよい作業と、許可が要る作業がはっきり分かれています。

区分内容
自分だけで進める調べもの(読むだけ)、許された範囲の情報集め、自分用のメモ、下書き、変更の確認、リストづくり
許可しない限りやらない他人へのメッセージ送信、連携アプリの中身の変更、ブラウザやデスクトップの操作
必ず承認を求める購入、完全な削除、パスワードの変更、送金、(設定によっては)メッセージの送信
たとえば「来月の出張の候補を調べて、比較表を作っておいて」は自分で進めますが、「ホテルを予約する」「先方にメールを送る」は、こちらの承認を待ってから実行します。

料金と使えるプラン

プラン月額dots
Free0円使えない
Go$8使えない
Plus$20使えない
Pro$100/$200/$5001体目が含まれる
Business Premium1席$125(年払いは$100)1体目が含まれる
Enterprise・Edu・Healthcare契約による管理者が有効にするとベータで使える(初期設定はオフ)
利用枠の数え方は次のとおりです。
  • dotsと話すこと自体は、ChatGPTの利用上限に数えない
  • dotsにCodexやChatGPT Workでの作業を頼んだ分は、それぞれの上限に通常どおり数える
  • 最初の1か月は、dotsの利用を対象プランの利用枠に数えない。その後の扱いは改めて案内される
  • 2体目以降を増やす方法と料金は、発表時点では決まっていない

ChatGPTの各プランの月額はChatGPTの料金は結局いくら?で整理しています。

日本で使える?

ChatGPT Proでの提供から外れているのは、欧州経済領域(EEA)・スイス・英国です。日本はこの除外に入っていません。 Business Premiumは、ChatGPTが提供されているすべての地域が対象です。

ただし、OpenAIは日本向けの開始日を個別には案内していません。提供は順次なので、Proに入っていてもすぐに表示されない場合があります。

なお、dotsにテキストメッセージ(SMS)で指示する機能は、米国のProの一部で試験提供されているだけです。

使い始めるまでの手順

  1. ChatGPTにサインインし、対象プランに入っていることを確認する
  2. デスクトップアプリかブラウザでdotsを開き、呼び名などを設定する
  3. 連携するアプリを確認し、必要なものを追加する
  4. 作業にクラウドのコンピュータを使うか、自分のPCを使うかを選ぶ
  5. 任せる仕事と、その材料、判断してよい範囲を伝える

5で「どこまで自分で決めてよいか」を具体的に伝えておくほど、承認待ちで止まる回数が減ります。

どんな仕事に向いているか

向いている理由
毎日の情報収集・競合の動きの確認定期的に調べて、変化だけを知らせてくれる
資料の下書き・比較表づくり夜のうちに作っておき、朝に確認できる
複数のアプリにまたがる準備作業4,000以上のアプリから必要な情報を集められる
向いていない理由
——
送信・購入・削除が中心の作業毎回承認が要るので、自動化の効果が小さい
社外秘の情報を大量に扱う作業連携を外しても取り込んだ情報は残る

GPT-6 AstraやCodexとの関係

dotsの中で動いているのは、9月3日に出た最上位モデルのGPT-6 Astraです(GPT-6 Astraとは?)。同じDevDayでは、Codexもクラウドで動くようになり、PCを閉じてもコーディングの作業が続くようになりました。dotsは仕事全般、Codexは開発、という分担です。

同じ日に発表された新しいモデル、GPT-6.1 SolについてはGPT-6.1 Solとは?で解説しています。

dotsのよくある質問

❓よくある質問

Q.dotsは無料で使えますか?
A.

使えません。ChatGPTのFree・Go・Plusは対象外です。使えるのはProとBusiness Premiumで、1体目はプランの料金に含まれます。

Q.日本で使えますか?
A.

Proでの提供から外れているのは欧州経済領域・スイス・英国で、日本は含まれていません。ただし日本向けの開始日は個別に案内されておらず、順次の提供です。

Q.dotsが勝手にメールを送ったり買い物をしたりしませんか?
A.

メッセージの送信やアプリの中身の変更は、許可しない限り行いません。購入・削除・送金・パスワード変更は、必ず承認を求めます。

Q.dotsを使うとChatGPTの回数制限が減りますか?
A.

dotsと話すこと自体は数えません。dotsにCodexやChatGPT Workの作業を頼んだ分は、それぞれの上限に数えます。

Q.複数のdotsを持てますか?
A.

1体目はプランに含まれます。2体目以降を増やす方法と料金は、発表時点では決まっていません。

まとめ|「話しかけたときだけ動く」から「任せておく」へ

参考にした情報

AIエージェントに権限を渡すときに何が起こりうるかは、AIは人類を滅ぼす?「10年で10%」騒動の中身と、脱走したAIがやっていたことで、2026年7月の実例とともに解説しています。

監修者
黒田 真次郎
監修者プロフィール
黒田 真次郎

AppTime株式会社 代表取締役:システム開発・DX支援|2018年〜現在
HOJOJO株式会社 取締役CTO:技術戦略・プロダクト開発|2024年〜2025年

関西学院大学大学院(MBA課程)にて、経営管理の高度な知見を統合。

〜主な経歴〜
2017年に個人事業主として独立。エンジニアとして数多くのシステム開発を
手掛けた後、2018年にAppTime株式会社を設立し、代表取締役に就任。
現在は自社の経営のみならず、2024年〜2025年にはHOJOJO株式会社の取締役CTO(最高技術責任者)も兼任。技術の「便利さ」だけでなく、LLM・機械学習をはじめとする先端技術を活かし、企業のコストカットや「利益創出」に直結させるという、実益重視のコンサルティングを展開している。

単なるIT導入に留まらない、経営層・役員の意思決定に資する「経営×IT」の架け橋として、次世代のDXリテラシー向上を支援している。

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