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爆速開発部

AI画像生成は無料で何枚まで?7ツールの上限比較

投稿日 最終更新 読了約17分 閲覧数164

AI画像生成を無料で使いたいけれど、何枚まで作れるのか、仕事で使っていいのか、登録は必要なのか、あとで問題にならないか――こうした疑問を抱える方は多いのではないでしょうか。

無料枠の枚数は、GoogleもOpenAIも公式には公表していません。本記事では、無料で使える画像生成AI 7つを2026年8月時点の公式ヘルプと利用規約から整理しました。枠の広さ・商用利用の可否・生成物の扱いの3点で並べています。

無料で使えるAI画像生成ツール7選と比較表

2026年8月時点で、無料のまま実用的に使えるAI画像生成ツールを7本に絞りました。

ツール無料枠の目安登録商用利用生成物は公開されるか可視の透かし
Google Gemini(Nano Banana 2)公式非公表(観測で1日20枚前後)されないあり(設定でOFF可)
ChatGPT(GPT Image 2)公式非公表(観測で24時間に2〜3枚)されないなし
Microsoft Image Creatorブースト15回/日+低速枠は上限なし明記なしされないなし
CanvaPremium AI枠で月20回相当されない公式の記載なし
Adobe Firefly月25生成クレジット可(非ベータ機能)されない情報が分かれる
Leonardo.Ai150トークン/日(約10〜15枚)される(所有権はLeonardo.Ai側)公式の記載なし
Recraft1プロンプト2枚・アップロード3枚/日不可される(所有権はRecraft側)公式の記載なし
また、モデルごとの画質や作風の違いについては、画像生成AIの最強はどれ?で解説していますのでぜひお読みください。

AI画像生成の無料枠をツール別に整理|枚数と制限

無料枠の種類は主に3つです。1日の枚数、高速生成の回数、消費して減るクレジットやトークンに分かれます。

Gemini(Nano Banana 2)|1日の上限は公式が非公表

無料プランで何枚も画像生成ができるのはNano Banana 2です。しかし、Googleは1日の上限を数値で公表していません。

> “limits may change frequently, are distributed throughout the day, and reset daily”(上限は頻繁に変更されることがあり、1日を通して配分され、毎日リセットされる)

  • Google公式ヘルプにあるのは倍率のみ(AI Plus 2倍/AI Pro 4倍/AI UltraはAI Proの5倍か20倍)
  • 高画質のNano Banana ProはAI Plus以上が対象。無料は回数を使い切ると旧モデルに切り替わる

第三者の観測では1日20枚前後です。公式に確認できる数値ではありません。

ChatGPT(GPT Image 2)|無料はInstantモードのみ

ChatGPTの無料プランで使えるのはInstantモードだけです。

  • 無料:Instantモードのみ
  • 有料(Plus 月20ドル・Pro 月200ドル):Thinkingモードが加わる(Web検索・最大8枚のバッチ生成・自己検証)
  • 解像度は2K、アスペクト比は3:1〜1:3

1日の枚数はOpenAIも非公表です。第三者の観測は24時間のローリング集計で2〜3枚と報告されています。

Microsoft Image Creator|ブースト15回と低速枠

Microsoft Image Creatorは、高速生成の枠を「ブースト」と呼びます。無料は1日15回です。

DALL·E 3を搭載していると書かれた解説は、モデルが切り替わる前の情報です。

Canva|Premium AI枠で実質月20回相当

Canva FreeはAIツール全体で枠を共有するプール制です。画像生成はPremium AIに当たります。

> “Up to 200 uses for Standard AI tools, OR up to 20 uses for Premium AI tools”(Standard AIツールなら最大200回、Premium AIツールなら最大20回まで)

  • 画像生成(Create an image with Canva AI)はPremium AI扱い。実質は月20回相当
  • 有料はPro・TeamsがPremium 200回、BusinessがPremium 400回。無料の10倍以上に増える
  • Canva FreeはUltra AIを利用できない
  • リセットは毎月1日 0:00 UTC(有料プランは課金日が基準)

他サイトにある「月50回」「初回75クレジット」は、いずれも改定前の数値です。

Firefly・Leonardo・Recraft|無料枠の数え方の違い

数え方は3つとも違います。Fireflyはクレジット、Leonardo.Aiはトークン、Recraftは枚数で制限されます。

  • Adobe Firefly:月25生成クレジット。標準の画像生成は1回1クレジットで、使い切ると翌月まで戻らない。2025年6月に500から引き下げられた
  • Leonardo.Ai:150トークン/日。生成のたびに消費し、24時間ごとに全量回復する。約10〜15枚に相当
  • Recraft:クレジットではなく枚数制限。1プロンプト最大2枚、画像アップロードは1日3枚まで

毎日リセットされるのはLeonardo.Aiだけです。

なお、Grokは無料での提供状況が時期やアカウントによって変わるため、比較表には含めていません。Grokの画像生成は無料?作り方と料金を整理もあわせてご覧ください。

AI画像生成の無料枠の情報がサイトで食い違う理由

同じツールなのに、サイトによって無料枚数の記載が違います。理由は2つあります。

公式が「1日◯枚」を公表していない

GoogleもOpenAIも、無料枠の絶対数を公表していません。公式が示すのは有料プランとの倍率と、変動する旨だけです。

無料枠の数字を読むときは、公式の発表か、誰かの実測かを分ける必要があります。

終了したサービスが今も掲載され続けている

もう1つの理由は、すでに終了したサービスが一覧記事に残り続けていることです。

  • ImageFX / Whisk:2026年2月25日に告知、2026年4月30日で終了。5月1日以降はFlowに一本化
  • DALL·E 2 / DALL·E 3:2026年5月12日にAPIから廃止。ChatGPT内のDALL·E GPTも2026年8月30日で終了し、ChatGPT Imagesに統合される
  • Imagen 4:2026年8月17日に停止し、Nano Bananaへ集約された
  • StableStudio:現行サービスとして機能していない
  • Midjourney:無料トライアルは廃止済み

> “Any media remaining in a user’s Whisk library after this date will be permanently deleted”(この日以降にWhiskのライブラリに残っているメディアは完全に削除される)

掲載ツール数が多い一覧記事ほど、更新されないまま残った項目が混ざります。

AI画像生成の無料版は商用利用できる?規約で確認

商用利用の可否は、同じツールでも無料と有料で変わります。規約の条文で分けました。

無料プランでも商用利用できるツール

無料のまま商用利用できるのは6つです。ChatGPTは出力の権利をユーザーに譲渡すると規約で明記しています。

> “you (a) retain your ownership rights in Input and (b) own the Output. We hereby assign to you all our right, title, and interest, if any, in and to Output.”(入力の権利はユーザーが保持し、出力はユーザーが所有する。OpenAIは出力に持つ権利があればすべてユーザーに譲渡する)

  • Google Gemini:Google利用規約と生成AI禁止利用ポリシーの範囲内で可
  • ChatGPT:無料・有料の区別なく可
  • Canva:AI製品規約(2026年6月26日発効)で出力を合法な目的に使えると明記。ライセンス素材を含む出力は所有権の対象外で、ライブラリ素材の無加工転売も禁止
  • Adobe Firefly:ベータ表示のない機能の出力は商用可。学習データはAdobe Stockのライセンス素材とパブリックドメインが中心。知的財産の補償は有料の上位プランのみ
  • Leonardo.Ai:無料でも可。ただし生成物は公開される
  • Ideogram:ToS 2.1で、商用目的を含めて出力の利用を制限しないと明記。無料は週10クレジット

商用利用が認められることと、生成物に著作権が生じることは別です。文化庁の整理では、AIが自律生成した画像は原則として著作物に当たらず、国内の確定判決もまだ出ていません。

無料プランでは商用利用できないツール

Recraftは無料プランでの商用利用を認めていません。付与されるのは、個人利用に限った限定ライセンスです。

> “Images generated on the Free plan are public and owned by Recraft.”(無料プランで生成した画像は公開され、Recraftが所有する)

  • 無料:商用不可・生成物は公開・書き出しはPNG/JPEGのみ
  • SVGのベクター書き出しは有料プランのみ
  • 有料:出力を完全に所有し、解約後も所有権が続く

ロゴをベクター形式で書き出す用途では、有料プランが前提になります。

規約が変わって判断が割れているMicrosoft

Microsoftは判断が割れるツールです。旧Bing Image Creatorの規約にあった非商用限定の条項が、2026年3月の改定で削除されました。

> “you may use Creations outside of the Online Services for any legal personal, non-commercial purpose.”(生成物は、合法的な個人利用かつ非商用の目的に限り、サービス外で利用できる)

所有権については、Microsoftサービス規約14.s.viで「AIサービスに提供・受領したコンテンツの所有権を主張しない」と明記されています。

法人は年商で条件が変わるStable Diffusion

Stable Diffusion 3.5は自分のPCで動かすため、枚数の制限も追加費用もありません。商用利用の条件は年商で変わります。

> “free for everyone, unless you’re using the Core Models for a commercial purpose and you or your organization generate over USD $1M”(商用目的で利用し、かつ個人または組織の売上が100万ドルを超える場合を除き、誰でも無料で使える)

  • 年商100万ドル未満:無料で商用利用できる
  • 年商100万ドル超:Stability AIとのEnterprise契約が必要
  • 実行にはGPU搭載のPCが必要。スマホでは動かせない
  • 同じくローカルで動かせるFLUX.2は、klein 4BがApache 2.0で商用可。klein 9Bとdev 32Bは非商用で、商用利用には有料ライセンスが要る

FLUX.2のpro・flexは、BFL Playgroundで無料試用できます。

無料のAI画像生成で見落としやすい3つの注意点

無料で使う場合、料金以外の条件が付きます。3点あります。

無料プランは生成した画像が公開される

Leonardo.AiとRecraftは無料だと生成物が公開されます。所有権も運営側に残ります

> “as a free user, the images and videos you generate are public, and, as between you and Leonardo.Ai, Leonardo.Ai owns the assets.”(無料ユーザーが生成した画像と動画は公開され、ユーザーとLeonardo.Aiの間ではLeonardo.Aiがアセットを所有する)

  • Leonardo.Ai:他ユーザーに閲覧・コピー・リミックスの権利が付く。有料(Apprentice 月12ドル〜)はプライベートモードで非公開にでき、権利もユーザーが保持する
  • Recraft:無料で生成した画像はコミュニティギャラリーに表示される場合がある
  • Ideogram:ToS 4.2で、他ユーザーによる利用・複製・改変・タグ付けを認めている(Private Contentは除く)

社外に出せない題材や提案前の案を無料プランで生成すると、そのまま他ユーザーの目に触れます。

可視の透かしは外せても消えない透かしがある

目に見える透かしと、埋め込み型の識別子は別の仕組みです。

> この設定は、目に見える透かしのみを制御します。Gemini アプリで作成したメディアの SynthID 透かしや Content Credentials には影響しません

  • 2026年8月14日以降、Geminiの可視透かしは「設定 → メディアの透かし」でOFFにできる
  • SynthIDとContent Credentials(C2PA)は常時埋め込みでOFFにできない
  • 仕事用・学校用アカウントは、可視透かしの設定自体が使えない
  • ChatGPTは可視透かしなし。2026年5月19日以降、C2PAとSynthIDが全画像に不可視で付与される
  • Adobe FireflyとIdeogramは、無料出力の可視透かしについて公開情報が分かれており断定できない

メタデータはスクリーンショットや再アップロードで剥がれることがあります。OpenAIは、SynthIDが画像そのものに埋め込まれ、そうした変換を経ても残る設計だと説明しています。

入力したプロンプトや画像が学習に使われる

Geminiの無料プランは、入力した内容がデフォルトで学習に使われます。設定からオプトアウトできます。

  • 無料:デフォルトで学習に利用される。設定で無効化できる
  • 有料プラン・API・Google Workspace:学習には使われない
  • 日本では、AI学習のための著作物の利用は著作権法30条の4で整理されている(文化庁「AIと著作権に関する考え方」2024年3月)

顧客の写真や社内資料をアップロードして加工する場合は、生成の前に設定を確認することをおすすめします。

登録不要・ログイン不要のAI画像生成サイト

登録もログインもせずに使えるサイトもあります。ただし規約の公開情報は、ここまでのツールと比べて明らかに少なくなります。

サイト上限可視の透かし商用利用
Raphael AI実質無制限なし条文で確認できず
Perchance明確な上限なしなし条文で確認できず
Craiyon無料は広告つき・1バッチ45〜90秒あり可(条件あり)
Pollinations.ai実質無制限なし条文で確認できず

条件が明文化されているのはCraiyonです。全プランで商用利用できますが、無料出力にはcraiyon.comへのクレジット表記が必要です。

まとめ|無料のAI画像生成は用途で選ぶ

無料のAI画像生成は、枚数だけで選ぶと生成物の扱いを見落とします。無料の対価は、生成物の公開と所有権です。

無料プランのまま社外に出す画像を作るなら、公開設定と所有権の条項を先に確認することをおすすめします。仕事で常用するなら、権利がユーザー側に残る有料プランへ切り替える選択もあります。

また、プロンプトの書き方や人物画像の作り方については、リアルなAI人物画像の作り方をあわせてご覧ください。

本記事は2026年8月時点の情報です。無料枠と規約は改定されるため、最新の条件は各サービスの利用規約とGemini アプリ ヘルプで確認してください。

監修者
黒田 真次郎
監修者プロフィール
黒田 真次郎

AppTime株式会社 代表取締役:システム開発・DX支援|2018年〜現在
HOJOJO株式会社 取締役CTO:技術戦略・プロダクト開発|2024年〜2025年

関西学院大学大学院(MBA課程)にて、経営管理の高度な知見を統合。

〜主な経歴〜
2017年に個人事業主として独立。エンジニアとして数多くのシステム開発を
手掛けた後、2018年にAppTime株式会社を設立し、代表取締役に就任。
現在は自社の経営のみならず、2024年〜2025年にはHOJOJO株式会社の取締役CTO(最高技術責任者)も兼任。技術の「便利さ」だけでなく、LLM・機械学習をはじめとする先端技術を活かし、企業のコストカットや「利益創出」に直結させるという、実益重視のコンサルティングを展開している。

単なるIT導入に留まらない、経営層・役員の意思決定に資する「経営×IT」の架け橋として、次世代のDXリテラシー向上を支援している。

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