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Gemini APIの料金は?無料枠とモデル別の単価を整理

投稿日 最終更新 読了約7分 閲覧数163
Gemini APIの料金とモデル別の単価

「Gemini APIは無料で使えるのか」「有料になるといくらかかるのか」「どのモデルを選べばいいのか」――自社のサービスにGeminiを組み込もうとすると、最初にここでつまずきます。

結論から言うと、Gemini APIには無料枠があり、Flash系のモデルなら課金なしで試せます。ただし最上位のProモデルには無料枠がなく、入力が20万トークンを超えると単価が倍になります。本記事では公式の料金ページをもとに、モデル別の単価と無料枠、費用が跳ねる条件を整理しました。

Gemini APIは無料で使える?

無料枠の有無はモデルによって違います。ここを取り違えると「試したつもりが課金されていた」「無料のはずが使えない」という食い違いが起きます。

モデル無料枠位置づけ
Gemini 3 Flashあり速度と知能のバランス型
Gemini 2.5 Flashあり100万トークンのコンテキスト、思考予算つき
Gemini 3.1 Proなし第3世代のProモデル
Gemini 3 Pro Image(Nano Banana Pro)なし画像生成
まず無料で動かしたいなら Flash 系を選びます。 Proは最初から課金が発生します。

Gemini APIの料金|モデル別の単価

単価はすべて100万トークンあたり・米ドルです。出力の料金には思考トークンが含まれます。

モデル入力出力(思考含む)
Gemini 3.1 Pro$2.00(20万トークン以下)/$4.00(超過時)$12.00(20万以下)/$18.00(超過時)
Gemini 3 Flash$0.50(テキスト・画像・動画)/$1.00(音声)$3.00
Gemini 2.5 Flash$0.30(テキスト・画像・動画)/$1.00(音声)$2.50
Gemini 3 Pro Image$2.00$12.00(テキスト)/$120.00(画像)
(出典:Gemini API の料金)

ProとFlashで入力は4倍、出力は4倍の差があります。要約や分類のように難易度が高くない処理をProで回すと、理由なく費用が膨らみます。

費用が跳ねる3つの条件

料金表だけ見ていると見落とす部分です。

1. 20万トークンを超えると単価が倍になる

Gemini 3.1 Proは、プロンプトが20万トークンを超えた時点で入力が$2.00→$4.00、出力が$12.00→$18.00に切り替わります。

長い仕様書やログをまとめて渡す使い方では、ここで一気に倍になります。分割して渡すか、必要な部分だけ抜き出す前処理を入れると効きます。

2. 出力の料金には思考トークンが含まれる

出力側の単価は「思考トークンを含む」と明記されています。推論の過程で内部的に使われたトークンも課金対象です。

応答が短くても、複雑な問いでは思考トークンが伸びるため、見た目の出力量と請求額は比例しません。

3. 画像生成は桁が違う

Gemini 3 Pro Imageの画像出力は$120.00/100万トークンで、テキスト出力($12.00)の10倍です。公式は実感しやすい単位でも示しています。

解像度1枚あたり
1K / 2K約 $0.134
4K約 $0.24
1,000枚生成すれば1K/2Kで約$134です。枚数が読めない用途では上限を決めてから組むべき部分です。

コンテキストキャッシュとGoogle検索連携

キャッシュを使うと入力が安くなる

同じ前提文(システムプロンプトや参照資料)を何度も送る場合、コンテキストキャッシュで入力単価を下げられます。

モデルキャッシュ保存保管料
Gemini 3.1 Pro$0.20(20万以下)/$0.40(超過)$4.50 / 100万トークン / 時間
Gemini 3 Flash$0.05(テキスト等)/$0.10(音声)$1.00 / 100万トークン / 時間
Proなら入力$2.00がキャッシュ経由で$0.20になり、10分の1です。ただし保管料が時間課金なので、使わないキャッシュを置きっぱなしにすると逆効果になります。

Google検索によるグラウンディング

最新情報を参照させる機能です。

  • 月5,000件まで無料(Gemini 3.x の全モデルで共有)
  • 超過後は1,000件あたり$14

5,000件は全モデル合算の枠なので、複数のモデルを併用している場合はまとめて消費されます。

料金を抑える組み方

個人で使うだけなら、APIではなく月額プランのほうが分かりやすいです。料金体系の違いはGeminiの料金プランで整理しています。

Gemini APIの料金でよくある質問

❓よくある質問

Q.Gemini APIは完全に無料で使えますか?
A.

モデルによります。Gemini 3 Flash と Gemini 2.5 Flash には無料枠がありますが、Gemini 3.1 Pro と画像生成の Gemini 3 Pro Image には無料枠がありません。無料枠にも利用回数の上限があります。

Q.無料枠を超えるとどうなりますか?
A.

有料枠の単価で課金されます。Gemini 3 Flash なら入力が100万トークンあたり$0.50、出力が$3.00です。

Q.なぜ同じモデルで単価が2つ書かれているのですか?
A.

プロンプトの長さで切り替わるためです。Gemini 3.1 Pro は20万トークンを境に、入力が$2.00から$4.00、出力が$12.00から$18.00に上がります。

Q.出力が短いのに請求が多いのはなぜですか?
A.

出力の料金には思考トークンが含まれるためです。応答文が短くても、推論の過程で使われたトークンは課金対象になります。

Q.画像生成はいくらかかりますか?
A.

出力が100万トークンあたり$120.00で、公式の換算では1K/2Kの画像1枚あたり約$0.134、4Kで約$0.24です。

Q.Google検索と連携させると追加料金はかかりますか?
A.

月5,000件までは無料です(Gemini 3.x の全モデルで共有)。超過後は1,000件あたり$14になります。

自前でAPIを組むより早く業務に取り入れたい場合は、法人向けのAIアシスタントSaaSという選択肢もあります。

まとめ|Flashの無料枠から始める

まずFlashの無料枠で仕様を固め、精度が足りない処理だけProに回す。この順番なら費用が読めます。

本記事の料金は2026年9月時点の公式ドキュメントにもとづきます。改定されることがあるため、契約前に最新の記載をご確認ください。

監修者
黒田 真次郎
監修者プロフィール
黒田 真次郎

AppTime株式会社 代表取締役:システム開発・DX支援|2018年〜現在
HOJOJO株式会社 取締役CTO:技術戦略・プロダクト開発|2024年〜2025年

関西学院大学大学院(MBA課程)にて、経営管理の高度な知見を統合。

〜主な経歴〜
2017年に個人事業主として独立。エンジニアとして数多くのシステム開発を
手掛けた後、2018年にAppTime株式会社を設立し、代表取締役に就任。
現在は自社の経営のみならず、2024年〜2025年にはHOJOJO株式会社の取締役CTO(最高技術責任者)も兼任。技術の「便利さ」だけでなく、LLM・機械学習をはじめとする先端技術を活かし、企業のコストカットや「利益創出」に直結させるという、実益重視のコンサルティングを展開している。

単なるIT導入に留まらない、経営層・役員の意思決定に資する「経営×IT」の架け橋として、次世代のDXリテラシー向上を支援している。

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